日能研に通う我が家の5年男子は、4年生のクラス分け以来、なんとか継続してMクラスをキープしています。
といっても、過去のテスト結果をご覧いただくと分かるとおり、我が家は決して「余裕の優等生」ではありません。ギリギリのラインで踏みとどまっている現状です。
今回は、我が家の5年男子が、無理なく、なんとかMクラスをキープできているポイントをまとめてみました!
【はじめに】日能研東海のクラス事情と我が家の現状
まずは、我が家が通う「日能研東海」のクラス仕組みについてご紹介します。
日能研東海のクラス分けについて
関東などでは「TMクラス」と呼ばれる最難関クラスがあるようですが、東海地区では基本的に以下の基準でクラスが分けられています。
・Mクラス:偏差値目安 55以上
・Aクラス:偏差値目安 55未満
※千種校のみ、4科・2科ともに偏差値63以上で認定される「Zクラス」が開講されています。
また、通常の授業とは別に特定の校舎(名駅・千種・本山・御器所・一宮など)限定で「G講座」という特設講座も展開されています。
クラス分けの基準になるのは「全国公開模試」と「学習力育成テスト」。これらのテスト結果で、2か月に1回くらいの頻度でクラス替えが行われます。
全国公開模試:算出された偏差値がそのままクラス判定に反映されます。
学習力育成テスト:
・Mクラスは「共通問題+応用問題」、Aクラスは「共通問題+基礎問題」という構成になっており、クラス評価の基準となるのは全員が解く「共通問題」のみ。
・Mクラス生が応用問題で思うように点数が伸びなかったとしても、共通問題が取れていればMクラスをキープできる仕組みになっています。
・成績は偏差値ではなく10段階の「評価」で示され、先生によると「共通評価8」がMクラスの目安となります。
我が家の5年男子の現状
我が家の息子は、決して「いつでも余裕でMクラス!」というわけではありません。
Mクラスの中でも2列目~3列目をウロウロしています。
(5年前期は奇跡的にG講座の認定証をもらい半年間受講していましたが、5年前期の結果が振るわず受講権利が剥奪されています…)
それでもなんとかMクラスにしがみついている我が家の「無理せず、できる範囲で続けている工夫」を6つのポイントに分けてお伝えします!
家庭学習は「ルーティーン化」で迷いをなくす
わが家の家庭学習で特に意識しているのは、「いつ、何をやるか」をあらかじめ固定し、「今日何をやろうかな?」と迷うエネルギーを使わないことです。
佐藤ママの教えにもあるように、勉強を始めるときに「何をやろうか…」と考える時間はもったいないですよね。そのため、子どもが机に向かった瞬間に迷わず着手できるよう、やることを提示し、なんならノートやテキストを開いた状態まで準備しておくようにしています。
毎日の軸になる「朝学習30分」
特に毎日のルーティーンとして決めているのが朝学習です。
息子は朝型なので、毎朝30分の勉強時間を確保し、以下の固定メニューを取り組んでいます。
・「計算と漢字」:計算1日分(日能研配布)
・「社会・理科の基礎」:各1日分(日能研配布)
・「漢字マスター1095題」:2日分(個別購入)
・「中学受験 算数のお手本」:1題(個別購入)
どれも1つずつの量は多くないので、テンポ良く進めれば30分で終わる量です。
ここで集中力を切らさないため、わんこそば方式で(笑)
1つ終わったら間髪入れずに次のテキストの該当ページを開き、下敷きまで挟んだ状態で横からサッと差し出します。(そのために家には大量の下敷きがあります笑)
塾の宿題は「翌日」までに一巡する
わが家では「塾の授業があった翌日には、宿題(栄冠への道)を一通り終わらせる」を基本ルールにしています。
とはいえ、「栄冠への道」をすべて解ききるのも一苦労…。そのため、本科テキストやノートを見ながらでも「まずはひと通り解き進める」ことを優先しています。
最初から完璧を目指さず、まずは形にすることがポイントです。
ルーティーンが決まってリズムが掴めてしまえば、勉強が「当たり前の習慣」になり、親子の「やりたくない!」バトルも格段に減りました(笑)
プリント化で隙間時間を活用
塾の授業の前後や寝る前、宿題が一通り終わった後など、隙間時間に「あとこれだけやろう!」と渡せるように、我が家では教材をプリント化しています。
「ノートを用意して、テキストを開いて…」という手間を省き、プリントをさっと渡すことで、取り組むハードルを下げ、少しでも演習量を稼ぐ狙いです。
プリント化しているものは、
・「漢字と計算」の漢字:A4ルーズリーフに書き起こす、もしくはパソコンで打ち直して複製。
・社会と理科の「知識獲得確認演習」:
まずはA4サイズでコピーして「原本」として保管。それを複数枚コピーしてプリント化。
そして、手元の冊子本体には、あらかじめ赤ペンで答えをすべて書き込みます。そうすることで、後ろの解答を探す手間がなくなりすぐに採点でき、さらに、直前期やテスト前の最終確認で「赤シート」を使って復習ができます。
親のひと手間で子どもの「取りかかるハードル」を下げることが、隙間時間の活用につながっています!
授業の小テストは満点を死守!
授業の小テストは出題範囲が決まっているため、繰り返し演習して「満点」を目標にしています。
・国語:漢字(「計算と漢字」より)
・算数:計算問題(「計算と漢字」より)
・社会・理科:知識獲得確認演習(日能研東海の教材)
計算は1周しかしませんが、その他はプリント化を活用してとにかく繰り返し覚えて、満点を目指します。
焦るとつい「難問の対策」や「過去の単元の復習」に目が向きがちですが、先生の「目の前の小テストと育成テストを大切に」というアドバイスを信じて取り組んでいます。
スピード感をもって授業が進む中で大切なのは、完璧を求めすぎて立ち止まらないこと。応用の部分はある程度割り切り、基礎を固めて次へ進むリズムを作っています。
科目ごとに戦略を決める
算数は学習時間の「半分以上」を投資する
佐藤ママの「中学受験は算数が命」という教えを守り、家庭学習の中で最も多く算数の時間を確保するようにしています。
理想の学習時間比率は「算数:国語:理科:社会 = 6:2:1:1」。
と言いたいところですが、5年生になって社会・理科の暗記量が激増し、現実には「4:2:2:2」くらいになってしまっています…。
それでも「算数から逃げない」を意識して、できる限り時間を投資するようにしています。
正直、これだけ時間を割いてもまだまだ点数はギリギリで、他教科に助けられることも多いのですが(笑)「算数に時間を割く習慣」をつくり続けることが大切だと信じて取り組んでいます!
国語は漢字と語句で満点を目指す
国語の読解は、文章の得意・不得意によって点数が安定しません。だからこそ、育成テストでは範囲が決まっている「漢字と語句」での満点を目指しています。
漢字:自作のプリントを活用して復習
語句:「栄冠への道(学び直し①)」と「本科テキスト(読む書くツール)」を繰り返し解く
ここでの失点を防ぎ、確実に点数を積み重ねることが、効率よくクラスを維持する近道だと感じています。
社会と理科は「生活」に溶け込ませる
社会や理科の暗記分野を、「机の上の勉強時間」で消化しようとすると、5年生の膨大な単元数には太刀打ちできません。過密スケジュールの中で無理なく知識を定着させるよう「日常の暮らしの中で自然と覚える」仕組みを作っています。
・お風呂に「日本地図シート」「理科の単元ごとシート」
「日本地図シート」や「理科の単元別まとめシート」を壁に貼っています。一緒に湯船に浸かっていた低学年の頃は、地域の特産物についてクイズを出し合うのが日課でした。リラックスしている時間だからこそ、勉強感がなくスムーズに頭に入る…と信じています(笑)
・トイレに「子ども新聞の記事」を貼っておく
トイレの壁には「子ども新聞」の気になる記事をマスキングテープで貼っています。狭い空間で自然と目が留まるため、何度も読んでくれます。
(我が家はこちらを購読しています→読売新聞ご購読案内【読売KODOMO新聞】)
・ニュースを見ながら、学習内容とリンクさせて会話
テレビのニュースで「○○県で台風の被害が…」「○○で新幹線の新ルートが…」といった話題が出たら、「ここの県は○○が特産物だから、台風の影響でどうなるかな」「このあたりの地形ってどうだった?」と、すかさず会話に組み込みます。先日は名探偵コナンの中で、紙幣の原料として「みつまた」が出てきて、息子が「みつまた…和紙の原料!こうぞ・みつまた!」と言っていました(笑)
テキストの知識が「現実の世界とつながる瞬間」を作ることで、知識の定着度が上がっていると思います。
・学習マンガをいつでも手に取れる場所に置いておく
我が家は「娯楽の漫画」は原則置かない方針ですが、「学習マンガ」は別格。
子ども部屋ではなくリビングの本棚にズラリと並べ、さらに子どもがゴロゴロするソファの上に、その時読んでほしい本をさりげなく放置しておく作戦をとっています(笑)
我が家で実際に活躍しているラインナップはこちらです↓
①歴史:日本の歴史(小学館版)
佐藤ママおすすめのシリーズ。これを読み込んだおかげで、息子は今や親より歴史通。2026年大河ドラマの「豊臣兄弟!」にもハマっています。
②地理:るるぶシリーズ
「るるぶ 地図でよくわかる 都道府県大百科」
「るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ!47都道府県 (学習まんが)」
こちらも佐藤ママ推奨。旅先を決めるのにも重宝しており、子どもと一緒に眺めながら行き先を決める時間も楽しいです!
③理科系:
「ドラえもんふしぎ!理科図鑑」
子どもたちが大好きなドラえもんシリーズ。マンガ部分は少なめですが、図や写真がカラフルで分かりやすく、低学年からでもしっかり楽しめる内容です。ここで得た知識を「ねえ知ってる?」と嬉しそうに教えてくれたりします。
「中学入試まんが攻略BON!」
こちらは実際の入試問題も入っていて勉強要素が強め。単元ごとに分かれているので、より深い知識までしっかり網羅できます。
こんな風に生活の中でゆるく知識を定着させる工夫をしています。
テストの解き直しの厳選
テスト後に見直すのは、「正答率が高いのに間違えた問題(ケアレスミス含む)のみと決めています。
・必ず解き直す:正答率50%以上の取りこぼし問題
・余裕があれば:あと一歩で解けそうだった応用問題
・思い切って捨てる:正答率が極端に低い難問
育成テストや公開模試の全問を無理に解き直そうとすると、時間もエネルギーも足りなくなってしまいます。正答率の低い難問は追わず、「取れるはずだった問題」を確実に潰すことだけに集中します。
また、記述問題に関しても、模範解答のような100点満点の答案を目指すのは諦め、
「7割の点数がもらえれば万々歳!」というスタンス(こちらも佐藤ママの教えです)で取り組むことで、肩の荷が軽くなりました。
早めの入塾が吉…!?
ここは賛否が分かれるところだと思いますが、個人的に実感しているのは「AクラスからMクラスに上がるのは想像以上に大変なのでは」ということです。
子どもたちの通う校舎でも、Aクラスのトップ層とMクラスのギリギリ層が団子状態になっており、Aクラスで成績上位を取り続けている子でも、なかなかMクラスに上がれないという事態を見かけます。
もちろん、子どものタイプによってMクラス・Aクラスのどちらが合うかは異なるため、一概に「Mクラスが良い」というわけではありません。ただ、両者では授業で扱うテキストの範囲や宿題(応用か基礎か)の難易度が異なるため、Aクラスの勉強だけでMクラス基準の応用力をつけるのは、かなり大きな努力が必要だと感じています。
だからこそ感じたのが、スタート時期の影響です。
例えば4年生から入塾した場合、テスト形式に慣れていない状態で最初のクラス分けテストに挑むため、実力を発揮しきれずAクラススタートになるケースも少なくありません。
一方、3年生から通っていれば、テストの形式や塾の雰囲気に慣れた状態で4年生を迎えられます。結果として、その子の本来の実力に合ったクラスからスタートしやすいのではないか、と感じています。
最後に
以上、我が家の5年男子が無理なくMクラスをキープするために実践している6つの工夫でした。
毎日完璧を目指すよりも「ルーティーンで省エネ化する」「取るべき基礎を確実に拾う」という割り切りをしたことで、精神的にもかなり楽になりました。
中学受験の伴走は試行錯誤の連続ですが、親側の仕込みで子どもの負担が軽くなり、家庭学習がスムーズに回るのを実感しています。
5年生は理社の負担も増え、親も子も本当に大変な時期ですが、焦らず我が家のペースで「当たり前の習慣」を積み重ねていきたいと思っています。
同じように、中学受験に向けて日々頑張っている方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


