我が家では子どもが小学1年生の頃から中学受験塾のリサーチを始め、息子も娘も2年生から日能研に通塾しています。
今回は、我が家が数ある塾の中から「日能研」を選んだ理由についてご紹介します。
東海地方で誇るトップクラスの合格実績
毎年各中学受験塾が合格実績を出しているかと思いますが、東海地方であれば、難関校である「東海中学」「南山女子中学」「滝中学」が指標になるかと思います。
【日能研東海 2026年度合格実績】
・東海中学:164人
・南山女子中学:95人
・滝中学:281人
【名進研 2026年度合格実績】
・東海中学:116人
・南山女子中学:68人
・滝中学:168人
【浜学園 2026年度合格実績】
・東海中学:94人
・南山女子中学:34人
・滝中学:89人
【馬渕教室 2026年度合格実績】
・東海中学:60人
・南山女子中学:20人
・滝中学:80人
各塾の生徒数が異なるため一概に比較はできませんが、日能研東海はこれらの難関校において、毎年安定してトップクラスの合格者数を出し続けています。
東海地方では日能研がちょうど良い!?
先の合格実績で比較した通り、東海地方で中学受験を検討する場合、候補に挙がるのは「日能研」「名進研」「浜学園」「馬渕教室」の4つがメインになるかと思います。
その中で我が家が最終的に日能研を選んだのは、わが家にとって「一番ちょうど良かったから」です。
各塾に対する我が家の印象や特徴は、ざっくり以下の通りです。
日能研
合格実績は先ほどお伝えした通り、ここ数年かなり勢いがあります。
そして何より魅力的だったのが、仮に「東海・南女・滝」といったトップ層に届かなくても「誰も置いていかない」という塾の方針です。先生からも「全員をしっかり引き上げる」とお聞きし、中学受験での離脱者が少ない点も決め手になりました。
日能研の公式HPはこちら
名進研
東海地方の中学受験といえば、昔から圧倒的な知名度を誇る名進研。
ただ、難関校の合格実績を見ると、最近は日能研に押され気味な印象も受けます。数年前からSAPIX(関東の超難関塾)の学習メソッドを取り入れているようですが、正直我が家には「SAPIXはハードルが高いかも…」と感じてしまいました。東海地方の受験において、そこまでの過密カリキュラムが必要なのか?と思ったのも本音です。
ちなみに息子のお友達で名進研に通っている子は、とっても優秀です。
名進研の公式HPはこちら
浜学園
「佐藤ママ」のお子さんたちが通っていたことでも有名な、関西発のスパルタ強豪塾。
合格実績の人数だけを見ると一見少なく見えますが、全体の生徒数自体が絞られているため、難関校への「合格率(割合)」は高そうです。入塾テストの難易度も高めだそう。
特に驚いたのが「夏期講習期間中も通常授業がストップせず、ダブルで進む」というハードなスケジュール。「ゆる受験」を目指す我が家には到底ついていけない…と断念しました。難関校への上位合格を目指すご家庭には良い環境だと思います。
浜学園の公式HPはこちら
馬渕教室
浜学園と同様に関西発の塾で、動画を活用した予習システムやITを駆使した授業が特徴のようです。関西の最難関である「灘中」の合格実績では、浜学園に次ぐ2番目の合格者数をたたき出しています。
東海地方でも校舎を増やしてはいますが、大手3塾と比べるとまだまだ校舎展開が少なく、我が家は通塾の利便性から見送りました。
馬渕教室の公式HPはこちら
その他
周りで中学受験をした方に聞いてみると、意外にも高校受験メインの塾に通っていたり、小規模な地元塾に通わせているご家庭もありました。
大手塾特有の「中学受験がんばるぞー!えいえいおー!」という熱量や雰囲気が苦手なご家庭には、そういった選択肢も良いのかも。
東海地方の中学受験は首都圏の過熱した環境とは大きく違っていて、トップ校である東海・南女・滝であっても、首都圏の超難関校のような完璧さまでは求められません。基礎〜応用を固めた「中の上」の実力・完成度があれば十分合格を狙えます。
特に我が家は無理のない「ゆる受験」を目指しているので、オーバーワークにならず「一番着実に合格へ持っていけそう」と感じたのが日能研でした。
共働き世帯に欠かせない「通いやすさ」
共働き世帯の我が家にとって、塾選びでかなり重要だったのが「通いやすさ」です。
中学受験では片道1時間以上かけて通塾するご家庭もありますが、我が家のスケジュール感ではそれは困難。そのため「現実的に通える距離かどうか」が大きなポイントでした。
現在、我が家から校舎までは片道15分〜20分ほど。送迎して自宅に帰ってくるまでの時間を考えると、送迎だけで「往復1時間以内」に収まらないと日々の生活が回らないなと感じています。
もちろん、通塾時間が長くなる場合でも以下のように時間を有効活用することはできると思います。
電車通塾:隙間時間で参考書や暗記モノをチェック
車通塾:学習系のYouTubeや音声を流して聞き流し学習
疲れている時:貴重な睡眠時間に充てる
我が家の場合は、日々の負担を最小限にして親子ともに余裕を持つためにも、今の「無理なく通える距離」が正解でした。
結局、一番の決め手はフィーリング…!
と、ここまで色々と理屈を並べましたが、正直なところ一番の決め手となったのは、実際に体験授業を受けたり先生とお話しした時に感じた「我が家に合いそうだな」というフィーリングでした(笑)
もちろん異動もあるので様々な先生がいらっしゃいますが、日能研の先生は以前いらした方も今の先生も、皆さん朗らかな方が多い印象です。先生同士の仲の良さも伝わってきて、子どもたちから聞く先生のエピソードにはいつも心がほっこりします。
我が家の息子は比較的どんなタイプの先生でもやっていけそうなのですが、娘は厳しすぎる先生だと委縮してしまうタイプ。そんな娘がなんとか通えているのは、間違いなく先生方の温かい雰囲気のおかげだなと感じています。
また、保護者面談(1対1の個人懇談)でも何でも質問しやすい空気を作ってくださるので、親としても本当にありがたい存在です。
実際に日能研に入塾してみて
前述の通り、兄妹そろって小学2年生から日能研にお世話になっています。
もともと受験に乗り気ではなかった小3娘も、カリキュラムが本格化していよいよ後には引けなくなってきた小5息子も、ブツブツ文句を言いながらも(特に娘笑)、なんだかんだ通い続けられています。
日能研に対して、もうちょっとここを…と私が思うのは1点。
それは、テキストの解説の少なさです。
本当に解説がサッパリしているので、問題につまずいた時は、ネットや参考書を駆使して必死に解き方を調べています。親が(笑)
日能研の意図としては、「自分で調べる力をつけてほしい」「先生に質問する習慣をつけてほしい」ということなんだろうなと理解しているのですが、なんせ時間との勝負である中学受験。みっちり解説を載せてくれ〜!と常々思っています。
ちなみに、浜学園の解答集は解説がみっちり書かれているらしいです。それはそれで「家庭学習で自力で理解して完結させなさい…ってコト!?」と親側のプレッシャーになりそうなので、まあ一長一短かもしれませんね(笑)
ちなみに「なぜ2年生から?」と思われるかもしれません。
本格的な受験勉強が始まるのは新4年生(3年の2月)からなので、そのタイミングでの入塾でも間に合います。ただ、我が家はあえて「お楽しみ要素」が多い2年生からの通塾を選びました。
特に人見知りな娘にとって、まだ生徒数が少なく落ち着いている時期に塾の環境に慣れ、お友達を作る期間を持てたことは、その後のスムーズな通塾に繋がっていると感じています。
(余談)あなたが一番大事な生徒!?
我が家のスタンスとして「〇〇中学に行きなさい!」とは言わないようにしているのですが、息子の背中を押すために、よくこんな言葉をかけています。
「あなたみたいな『合格ラインギリギリの生徒』が、日能研の未来を左右するんだからね!先生への恩返しのためにも頑張りなさい!」
放っておいても受かるような優秀な生徒さんは、塾にとってもちろんありがたい存在だと思います。でも、常にボーダーライン付近にいる我が息子のような存在こそ、大袈裟に言えば「日能研の今後の生徒獲得がかかっているキーパーソン」と言えるのではないでしょうか(笑)
最終的に子どもたちが自分で納得できる進路に進めればそれで十分ですし(我が家は地元の公立中学校も選択肢として残しています)、どこに行っても応援するつもりです。
それでも、お世話になった日能研への一番の恩返しは「1校でも多く合格を勝ち取ってくること」だと思うので、残り期間も親子で走り抜けたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでも参考になれば嬉しいです。

